脱・レッドオーシャン

保険会社に勤めている著者が、保険業界の可能性についての考えを綴ります。

尊敬する人物

2か月ぐらい投稿していませんでしたが、今回は私が尊敬する人物についての記事を書きます。
とはいっても、自分の身内や社内のことを書いても仕方ないので、ある経営者のことを書きます。

それはズバリ、クロスフィールズの代表である小沼大地さんです。

 

〇クロスフィールズ、そして小沼さんを尊敬する理由とは
新聞をはじめメディアに取り上げられることも多いので、この団体を聞いたことがある人も多いかもしれません。URL→http://crossfields.jp/

 

一応、事業内容について勝手に説明しますと、「留職」というプログラムを大企業の若手・中堅社員に対して行っており、プログラムに参加した人はで培ったビジネススキルを活かし、新興国の社会課題の解決に取り組むことになります。そこでは、現地の課題解決を通して、単なるスキルアップだけではなく、リーダーシップを身に着けたり、自社のビジネスに対して誇りを持てるようになったりする、という効果を得ることができるようです。

私がなぜ小沼さんを尊敬しているかというと、誠に僭越ながら自分と共通点があり身近に感じている一方で、類稀なる行動力で周囲を巻き込み、社会課題の解決というビジョンの実現に向けて邁進する姿が、まさしく私自身の理想の人物像と重なるからです。
自分と共通点がある、とはどういうことかと言いますと、小沼さんは私と同じ大学・学部の先輩(とは言っても、講演会で直接質問したことがあるだけで知り合いではありませんが)で、体育会に所属していたこと(小沼さんはラクロス部の主将、私は違う部活の補欠でしたが)、天邪鬼な性格を自覚しながらも、レールに乗った人生を歩んでいることを思い知らされ愕然とした過去を持っていた、というあたりが勝手ながら私と共通すると思っていました。(何度も言っているように私とはレベル違いすぎですが汗)

 

〇私が感じたこと、学んだこと
私が小沼さんの姿勢から学び取ったこととしては、良い意味で周囲に染まらないことの重要性です。
小沼さんと私の出身大学は、前身が商科大学であることもあって、ビジネスリーダーを育成する気風があると一般には言われています。とはいえ、実際には学生で起業するような大胆な学生は少なく、卒業後は良くも悪くも手堅い(と一般には言われている)進路を選択する学生がほとんどです。
小沼さんの仲の良い友人の多くも大企業に入りましたが、その友人たちは、ビジネスで世界を変えると熱く語っていたそうです。しかし、入社後に彼らは悪い意味で会社に染まり、社会人として成し遂げたいことも忘れてしまい、青年海外協力隊から帰ってきた小沼さんはそのことを知って愕然とした、というのは関係者では有名なエピソードです。
私自身も大企業に入りましたので、友人たちの気持ちがわかります。そして私自身も社会人になって情熱をもって仕事に取り組んだことがあるかと言われると、決して多くはなかったと思います。ただ、疑問を感じながらも結局は会社に染まってしまい、行動に移してこなかったことは小沼さんとの決定的な違いだったと思います。
ただ、私もまだ20代。まだ遅くはないと思っています。目指すフィールドや志は小沼さんとは異なりますが、自分の目指す姿に近づけるように、努力していきたいなと思います。

次回は、SDGsについて、記事を書きたいと思います。(時期は未定)